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※当時のメモを元に書いているので、実際に体験した日付と、ブログの投稿日は異なります。

子宮頸部・高度異形成(中等度異形成)の体験談
2015年6月24日(水):組織診結果=中等度異形成。HPV検査受診。

今日はコルポ診・組織診の結果を、NTT東日本札幌病院へ聞きに行く日。

クリニックの細胞診では高度異形成だったから、
ある意味、今日聞く組織診の結果ですべてが決まる。
これからどうなっていくのか、とか。
緊張の一日。

 ▼コルポ診・組織診の内容はこちら▼
 『子宮頸部異形成の体験談:NTT病院でコルポ診・組織診:2015/06/10

前回同様、受付を済ませて、中待合室で待機。

「miyaby(私)さ~ん」
名前を呼ばれて診察室に入る。

ビューティー先生
「今日はまず、HPV検査をします。」

HPV(ヒトパピローマウィルス)っていうのは、
子宮頸癌や異形成の原因になってるウィルスのこと。

で、そのHPVがいるかどうかと、
いる場合は、そのウィルスのタイプまで調べる。

HPVって、1種類じゃなくて、
ウィルスのタイプがめっちゃいっぱいあるんだってー。

16型・18型・・・○○型って、数字でタイプ名が付いてて。

そのたくさんある種類の中で、
子宮頸癌になる可能性が高いウィルスがハイリスク型、
可能性が低いウィルスがローリスク型って分かれてるの。

いろんな人のブログを読んでると、
ウィルスの型番をどこまで細かく検査するかは、病院によって違うみたい。

要精密検査とか再検査じゃない最初の検診の場合は、
HPVがいるかどうかだけを調べる場合もあるし、
ハイリスク型かローリスク型かだけを調べて、
型番までは調べないこともあるみたいだけど。

今回私が受けるのは、何型か、数字まで調べる細かい検査なんだってー。
安心、安心。

さて、コルポ診の時と同様に、診察用のスカートに着替える。
診察台に上がったら、電動で自動的に開脚。

ビューティー先生
「ちょっと器具入れますねー」

まぁ、何か入れてるっぽい感触はあるけど、
痛くもなんともない。

で、あっという間に終了。

私服に着替えたら、いよいよデスクで先生とお話タイム。
組織診の結果がわかる!

やっべー!ついにこの時が・・・!

怖いような、早く聞きたいような。
不安とドキドキ。。

ビューティー先生
「前回の組織診の結果なんですけど、」

ゴクッ。

ビュ「中等度異形成でした」

えっ。

・・・よかったぁ~!!!

もう高度異形成って言われるの覚悟してたし、
手術どうしようとか考えたり、
もしかしたら子宮頸癌の0期になってるかも、とか。
マジこわくてどうしようかと思ってた。

もしかしたら中等度でおさまってるかも、
なんて淡い期待も少しだけしてたけど、
まさか本当に中等度異形成って言われるなんて。

ガンじゃなくてほんとに良かった。
嬉しすぎ。。

一瞬にしていろんな感情わいてきたけど、
ビューティー先生の説明はまだ続く。

ビュ「NTT病院では、高度異形成の場合、手術を勧めてるんだけど、
中等度異形成の場合は、手術するか経過観察にするか、本人の意向次第になります。
手術する場合は、中等度だとレーザーで焼く手術(レーザー蒸散術)になりますね。
手術するかどうするか・・考えてましたか?」

私「いぇ、まだ、、、」

ビュ「今回HPV検査をしたんですけど、その結果で、
HPVがいるかどうかと、ウィルスのタイプがわかります。
もしハイリスク型のHPVが出たら、中等度でも手術した方が良いと思います。
ローリスク型だと、中等度から自然治癒する確率は50%くらいです。
次回、HPVの結果が出るので、手術を受けるか経過観察にするか、
次回考えて来てもらっていいですか?」

クールビューティーだけど、彼女なりに優しい口調で言ってくれてる。

私「はい。。」

たぶん、どうしようどうしようって考えてるのが顔に出て、
うわの空になっちゃってる私。

そんな私に気付いたのか、さとすような優しい言い方で、
「将来出産も考えてるなら、早く治しちゃった方がいいけどね。」
って言ってくれてるビューティー先生。

私「あ・・。はい。。」

まだうわの空(笑)。

次回、HPV検査の結果が出る2週間後にまた予約をして、この日の診察は終了。

どうしよう。考えなきゃ。。

▼体験談を最初から読みたい方はこちら▼
子宮頸部異形成の体験談:不正出血4日目:2015/05/24

▼通院から手術・予後までの経過一覧はこちら▼
子宮頸部・高度異形成(中等度異形成)の体験記 [経過一覧]

 

 

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